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1.

論文

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石塚, 優
出版情報: 北九州市立大学都市政策研究所 = Studies of Institute for Urban and Regional Policy Studies.  pp.43-58,  2007-03.  北九州市立大学都市政策研究所
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000257/
概要: 北九州市の人口は2025年には80万人程度まで減少し、少子化が進むことで、高齢化率は約30%に達すると推計される。他の人口が減少する間も増加を続けるのは75歳以上人口であり、18%以上を占めるに至る。また、女性の高齢化や75歳以上人口の増加 が著しい。このため、介護を必要とする人が増加することになるが、介護度の軽度の人が多くを占め、今後の介護予防の重要性が確認できる。一方生産年齢人口は減少し、消費行動も人口構造の変化により大きく変わることが予測される。生産年齢人口は一人でより多くの扶養が必要となり、次世代を産む女性の人口も減少するために、次世代を担う若年人口も減少を続ける。高齢の被扶養人口のみの肥大化が目立つ人口構造であるため、若年労働力にどのような支援が可能かが課題であることと、どのような人口減少・高齢化社会を目指すかが課題となる。このような意味で積極的家族政策が必要な時期に来ている。 続きを見る
2.

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石塚, 優
出版情報: 北九州市立大学都市政策研究所 = Studies of Institute for Urban and Regional Policy Studies.  pp.61-74,  2008-03.  北九州市立大学都市政策研究所
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000264/
概要: 政令市の中で最も高齢化率が高い北九州市の60~79歳の高齢者の社会関係(広がり(量)と親密度(質))について近所の人との関係を中心に検討した。「家族同様につきあう」相手の広がりは、つきあいのきっかけとして「親戚」「仕事」「同窓・同級生」等が 多く占め、居住校区内よりも校区外に多かった。近所の人とのつきあい方ではその7割以上を「道端・路上での立ち話」や「挨拶程度」「つきあいがほとんどない」で占める等、社会関係の低調さが認められる反面、つきあいのある人の4割程度が「双方の家」でのつきあいがある等の親密さも認められた。この近所の人との相互支援に関しては「会話の頻度」が高いほど双方で支援し合う傾向が認められたが、これらの生活機能と年齢は負の関連性が認められた。 続きを見る
3.

論文

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石塚, 優
出版情報: 北九州市立大学都市政策研究所 = Studies of Institute for Urban and Regional Policy Studies.  pp.55-64,  2010-03.  北九州市立大学都市政策研究所
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000273/
概要: 高齢者が地域で普通に生活できる条件を整えるためには、古典的コミュニティの機能を期待できない今日では、住民が居住している地域で活動することが重要と考える。そこで地域活動への参加の要因について間接的資料を用いて検討した結果、地域の伝統的行事や祭 り等の催しに参加し、社会関係を広げること、友人や仲間を地域内に作ることが重要である。これらのインフォーマル・グループの存在が居住している地域での活動には重要であると推測できる。 続きを見る
4.

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石塚, 優
出版情報: 北九州市立大学都市政策研究所 = Studies of Institute for Urban and Regional Policy Studies.  pp.53-73,  2011-03.  北九州市立大学都市政策研究所
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000277/