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1.

論文

論文
水本, 光美
出版情報: 基盤教育センター紀要 = Bulletin, Center for Fundamental Education.  pp.55-80,  2011-03.  北九州市立大学
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000323/
概要: 現在の若い世代の女性標準語話者は女性文末形式を特殊な場合以外は使用しない。しかし、日本語教科書やその他教材においては、若い世代の女性登場人物は多用する。これに関して日本語教師の意識調査を実施したところ、3割近くは教材の現状を肯定しており、ジ ェンダー意識に基づいた理由を挙げる者もいる。しかし、7割以上が現状に即していない使用は避けるべきだという調査結果から、教科書は現状を反映する時期が来ていると考える。 続きを見る
2.

論文

論文
水本, 光美
出版情報: 基盤教育センター紀要 = Bulletin, Center for Fundamental Education.  pp.19-44,  2013-03.  北九州市立大学
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000324/
概要: 日本語教科書においては、多数の男性が社会的地位の高い知的職業に従事し、女性は主にサービス業や小売業などで社会を支えるという構図が印象づけられている。一方、政府による調査結果によれば「医療」と「教育」の分野では女性就業者が多く、技術・専門職が 事務職より多い。医療分野では若い世代の女性の活躍が顕著である。アンケート調査でも、日本語教育者の大半が教科書の偏った描写法に問題意識を持っていることが確認できた。 続きを見る