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1.
論文 |
清水, 順子
概要:
本稿は、日本語学校における非常勤日本語教師が抱く葛藤をTAEで分析したものである。グループインタビューからTAEのステップをすすめ、「教室での効力感を抱くが、現実との交渉では本音でつながることができず、不安によって委縮している」という結果が
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得られた。結果の考察からは、非常勤講師の雇用形態や同僚性を気付きにくい職場、制度上の問題が浮かび上がってきた。
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2.
論文 |
小林, 浩明 ; 若杉, 美穂
概要:
5年未満で多くの日本語教師がやめていく。日本語教師となって1年目から日本語教師の仕事に「面白くなさ」を感じたWは、やめたいと思わないものの、その後も「面白くなさ」を抱き続ける。本稿は、TAE (Thinking At the Edge:現象
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学の流れを汲むユージン・ジェンドリンの哲学理論に基づく「言葉にしがたい意味感覚(フェルトセンス)を言葉に展開する方法」)を用いて、初任期日本語教師の「面白くなさ」の言語化を試みた結果、日本語教師を続けるほど、なりたい教師(自分)から離れていき、なりたくない教師(自分)になっていくからだとわかった。そして、この「面白くなさ」というのは、日本語教師の専門性とされる「常に学び続ける態度」によって感じられたと言える。一方で、日本語教師とは誰のことを指すのかという問題提起を行った。
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