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論文

論文
清水, 順子 ; 小林, 浩明
出版情報: 北九州市立大学国際論集 = CIEE journal, the University of Kitakyushu.  pp.15-22,  2009-03.  北九州市立大学国際教育交流センター
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000045/
概要: 日本語教師の養成や教育に携わる中で、日本語教師をやめていく人を見ることは少なくない。本研究では、一人の元日本語教師の事例に注目し、なぜやめるに至ったのか、そしてやめたことをどのように捉えているのかを理解することを目的とした。インタビューを行 い、M-GTA の分析方法を用いて構造化を行った結果、やめるに至るには、単にやめたいと思ったからではなく、その時の状況で仕事への復帰が先延ばしになった結果だとわかった。また、外側から見ると完全にやめてしまったようにみえた人が、実はいずれは仕事復帰したいと希望していることもうかがえた。 続きを見る
2.

論文

論文
清水, 順子 ; 小林, 由衣
出版情報: 北九州市立大学国際論集.  pp.85-92,  2017-03.  北九州市立大学国際教育交流センター
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000550/
概要: 本稿は、日本語教師養成課程を履修した協力者Fさんの変化に焦点を当て、Fさんの変化のプロセスについてM-GTAで分析したものである。協力者Fさんの教師養成時のレポートと卒業論文をデータとし分析を行い、Fさんの経験を構造化した。その結果、Fさん は、繰り返しの内省によって次なる行動を考え、その現状を変えるための様々な行動に伴って自己を変化させてきたことが分かった。Fさんのプロセスを教師養成において考えると、①実習生は授業内外を含めて内省を行う必要があること、②重要他者からの問いかけが内省を促進する、という2つのことが示唆された。 続きを見る