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朝鮮前期の楮貨通用政策
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 山本, 進
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 北九州市立大学国際教育交流センター, 2018-03
- 著者名:
- 山本, 進
- 掲載情報:
- 北九州市立大学国際論集
- ISSN:
- 13481851
- 通号:
- 16
- 開始ページ:
- 1
- 終了ページ:
- 21
- 概要:
- 朝鮮初期太宗と世宗は現物貨幣が使用されている市場に楮貨や銅銭を通用させようと努めたが結局失敗に帰した。15世紀末には楮貨は流通界から姿を消した。16世紀には2回にわたって楮貨通用政策が検討された。1515年の場合は楮貨による麤布の回収を企図したものであったが、官民の反対によって失敗した。1551年の場合は小額取引における米穀の使用を阻止するためであったが、米穀を集積していた市廛民が猛反発したため挫折した。政府が楮貨の通行を推進したのは利権在上という経済思想の実現ではなく、商品 … と貨幣とを弁別し、使用価値を有する物貨を貨幣界から引き離し、現物経済を安定的に維持するためであったと考えるべきである。 続きを見る
- URL:
- http://id.nii.ac.jp/1077/00000579/
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