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1.

論文

論文
小林, 浩明 ; 清水, 順子 ; 則松, 智子
出版情報: 北九州市立大学国際論集 = CIEE journal, the University of Kitakyushu.  pp.27-39,  2011-03.  北九州市立大学国際教育交流センター
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000468/
概要: アカデミック・ジャパニーズ(AJ)は、2002年に導入された『日本留学試験』を契機として、その前の2000年から日本語教育界に広まった概念である。本稿では、学部留学生を対象とする日本語教育に携わる大学日本語教師のAJ観をKJ法によって図示化 を試みた。 続きを見る
2.

論文

論文
則松, 智子 ; 小林, 浩明 ; 徐, 暁輝
出版情報: 北九州市立大学国際論集.  pp.73-88,  2020-03.  北九州市立大学国際教育交流センター
URL: http://id.nii.ac.jp/1077/00000703/
概要: 2019年の入管法の改正によりますます外国人人口が増加することが予想される中、外国人との共生を日本語教師という立場から考える。本稿ではまず留学生の現状から考察する。「留学生30万人計画」のもと近年留学生は急激に増加し、2018年5月の時点で 298,980人とほぼ達成されつつある。しかし以前に比べその様相は大きく変化している。特に増加率が高い教育機関は「日本語教育機関」と「専修学校」で、出身国はこれまで60%以上を占めていた中国人留学生は減少傾向にあり、ベトナムやネパール人留学生の増加が目立つ。これらから見えてくる課題として、留学生の急激な増加に「日本語教師の数」が対応できていないという点、さらに留学生の増加によって生じた「留学生の多様性」に日本語教育が対応できていないという点を指摘した。また、長期間日本に滞在し、永続的ソジョナーとしての経験を持つ元留学生の帰国後の語りから、母国で直面する新しい課題に取り組む姿が伺えた。 続きを見る