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1.
論文 |
西田, 心平
概要:
近年、新しい地域づくりを表す概念の一つとして「地域創生」という言葉が使われ始めている。また、「地域創生学」なるものが語られている状況もある。本稿では、ひとまず「地域学」という視座から北九州市を取り上げ、その試みとして同市の「これまで」と「こ
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れから」の一端を浮かび上がらせる。その上で、「地方創生」ならぬ「地域創生」を語ることの意義について検討している。
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2.
論文 |
廣川, 祐司 ; 西田, 心平
概要:
本稿は2018年度採択の学長選考型研究費「高大接続による本学の初年次教育のアクティブラーニング化に関する研究」の2年間の成果をまとめたものである。2009年から約10年間にわたる地域創生学群の実習や教育で培った「地域から学ぶ」ためのノウハウ
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が、高校の探究学習において、「主体的・対話的な深い学び」へと導くための手掛かりになることが分かってきた。本稿は本学群の学びの特徴を再考し、地域創生学の確立に向けた試論を提示する。
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3.
論文 |
西田, 心平
概要:
本稿は地域学という方法を用いながら、「地域創生」を学術的に考えようとする一つの試論である。北九州・門司港という地域を取り上げ、「海」と「道」という視座から「土台としての成り立ちの歴史」とその後の「変遷の歴史」という2つの時間の積層としてその
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生成誌を描いてみた。今日、ローカルな水準に根差した政治と経済の立て直しが求められる中で必要なのは、とりわけ前者の歴史に学ぶことではないかというのが本稿の主張である。
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4.
論文 |
西田, 心平
概要:
かつて八幡製鉄所親和会から発行されていた『製鉄文化』という社内雑誌の基本的な性格を明らかにすることを試みた。その方法は、親和会の成り立ちそのものに注目することであった。親和会とは会社が主導して1945年に設立したもので、1987年には廃止さ
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れている。その歴史的な系譜をたどるなら、それは1920年の大争議後につくられた製鉄所懇談会に端を発しているというのが本稿の主題である。
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5.
論文 |
西田, 心平
概要:
本稿では、1956~1964年にわたる佐木隆三の作品をたどることで、「創作」から「運動」へ至る表現の軌跡を浮かび上がらせた。主な雑誌として『製鉄文化』『日曜作家』『新社会派』『労働北九州』『緑と太陽』等を対象とした。この作業を通じて、北九州
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における文化運動の系譜の一端を明らかにしている。
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6.
論文 |
西田, 心平
概要:
北九州市門司港地域のS商店街を取り上げ、その内側で起こっている変化を「隔たり」から「補い合い」へという視点から記述する。そこで浮かび上がるのは、新たに参入した商店主の役割と大学生を含む筆者らに求められる立ち位置の重要性である。本稿ではこのこ
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とを「よそ者どうしの連携」という言葉でまとめている。地域創生において「よそ者」が果たす役割の一つが「地域コーディネート」にあるというのが本稿の結論である。
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