|
上巻: 「新時代の刑事法」管見 |
浅田和茂著 |
|
自由主義法治国と刑法 |
吉田敏雄著 |
|
刑法上のパターナリスティックな介入とその限界 |
若尾岳志著 |
|
刑法における自己決定の自由 |
萩原滋著 |
|
市民の司法参加と犯罪論体系 |
新倉修著 |
|
状態犯罪としての所持罪理解と行為主義 : 行為主義研究序説 |
仲道祐樹著 |
|
客観的帰属論の規範・判断構造 |
山中敬一著 |
|
不作為犯における因果関係と「疑わしきは被告人の利益に」原則 : いわゆる「十中八九」決定を手掛かりに |
酒井安行著 |
|
不作為犯における作為義務の内容 : 「作為容易性」を中心に |
蔡芸琦著 |
|
過失不作為犯における「注意義務」について |
岡部雅人著 |
|
外国人登録不申請罪の構造と公訴時効の起算点 |
萩野貴史著 |
|
「結果反(無)価値論」について |
松宮孝明著 |
|
第二次大戦後の社会と可罰的違法性論の帰趨 |
前田雅英著 |
|
法益主体の自己決定と正当化原理 : 承諾の犯罪阻却根拠に関する問題を契機に |
北川敦子著 |
|
犯罪論における「被害者の意思」の意義 |
武藤眞朗著 |
|
治療行為と患者の承諾について、再論 : 救急治療を題材にした一試論 |
岡上雅美著 |
|
終末期医療における自己決定と事前指示について : アメリカ合衆国の議論を素材として |
新谷一朗著 |
|
正当業務行為の正当化におけるリスク概念の意義 |
石井徹哉著 |
|
緊急救助型と自己防衛型の偶然防衛について |
内山良雄著 |
|
緊急避難論における補充性の要件 |
鈴木優典著 |
|
強制による行為 |
上野芳久著 |
|
「作為義務と作為義務の衝突」における正当化根拠と正当化概念 : 緊急避難と義務衝突を区別するテーゼの検討を契機として |
勝亦藤彦著 |
|
刑事責任の本質としての非難 |
宮崎英生著 |
|
行為能力及び責任能力の犯罪論体系的内実規定と関係構造 : 刑法における主観的ないし行為者的なもの1 |
伊東研祐著 |
|
犯罪論における「精神障害に基づく錯誤」の問題 |
高橋則夫著 |
|
認識形成プロセスとしての故意 |
大庭沙織著 |
|
結果無価値論から見た過失犯の結果回避可能性 |
杉本一敏著 |
|
可能世界論による予見可能性の検討 : 論理学から認知プロセスへ |
白石賢著 |
|
不完全な説明と予見可能性 |
日下和人著 |
|
医療事故と刑事過失論をめぐる一考察 |
井田良著 |
|
複数人の過失処罰をめぐる問題点 : 横浜市大患者取り違え事件を素材に |
北川佳世子著 |
|
鉄道事故と企業幹部の管理・監督責任 : JR福知山線脱線転覆事故判決を契機として |
大塚裕史著 |
|
実行の着手と罪刑法定主義 |
二本栁誠著 |
|
イギリスにおける未遂犯の処罰根拠 |
奥村正雄著 |
|
台湾における2005年刑法改正をめぐる論争 : 不能犯を中心として |
陳子平著 |
|
韓国不能犯に関する一考察 |
鄭軍男著 |
|
障害未遂・中止未遂における点と線・試論 |
関哲夫著 |
|
中止犯における内包既遂犯について |
鈴木一永著 |
|
間接正犯と共謀共同正犯の区別 |
日高義博著 |
|
共犯と正犯の区別について : 裁判官の思考と共犯理論 |
松澤伸著 |
|
正犯と共犯の区別に関する一試論 |
田川靖紘著 |
|
共同正犯における未遂 |
伊藤嘉亮著 |
|
共犯の成立範囲と帰属原理 : いわゆる「中立的行為」について |
佐久間修著 |
|
国際刑法における正犯処罰の系譜と判例理論の継受 : 共同謀議から共同犯罪企図を経てローマ規程へ |
増田隆著 |
|
曽根威彦教授の刑法理論 |
松原芳博著 |
|
下巻: 罰条による評価 |
只木誠著 |
|
刑罰と峻厳な取扱い |
松生建著 |
|
量刑における前科の考慮 |
野村健太郎著 |
|
名誉毀損罪と相当の理由ある表現活動 |
專田泰孝著 |
|
「名誉毀損罪における真実性の誤信」の法的処理 : 違法論アプローチに対する批判的検討を中心として |
三上正隆著 |
|
英米における名誉毀損罪をめぐる近時の動向 |
佐伯仁志著 |
|
窃盗罪における窃取行為について |
内田幸隆著 |
|
2項犯罪の現状 : 東京高裁平成21年11月16日判決を契機として |
林幹人著 |
|
詐欺罪における財産的損害 |
田山聡美著 |
|
背任罪における図利加害目的 |
伊藤亮吉著 |
|
不正融資の相手方における背任罪の共犯 |
小野上真也著 |
|
放火罪の各類型における抽象的危険 |
小坂亮著 |
|
人骨素材記念品の刑法的意義 |
原田保著 |
|
不正アクセス罪における「不正アクセス行為」の意義 |
渡邊卓也著 |
|
アメリカ郵便・通信詐欺罪における「無形の権利」の保護 |
川崎友巳著 |
|
ドイツにおける企業犯罪と刑事コンプライアンス |
甲斐克則著 |
|
日中環境汚染罪の処罰範囲 |
石亜淙著 |
|
思想検事の刑罰思想に関する一粗描 : 池田克の大日本帝国期の議論を中心に |
宿谷晃弘著 |
|
日本の刑事司法の特質とその構造的問題点 |
田中利彦著 |
|
刑事手続における協議・合意 : 主にドイツ法を手がかりとして |
加藤克佳著 |
|
捜査・公判協力による刑の減免制度 |
川出敏裕著 |
|
いわゆる「包括的差押え」をめぐる諸問題について |
太田茂著 |
|
修正4条の保護とその実現 : 令状主義の例外を中心として |
洲見光男著 |
|
GPSを用いた被疑者等の位置情報探索 |
大野正博著 |
|
犯罪捜査における情報の取得・保管と行政法的統制 |
田村正博著 |
|
裁判員裁判と法曹の意識改革 : 近時の最高裁判例の動向と刑事裁判の在り方について |
川上拓一 著 |
|
フランスの刑事司法と「市民参加」法 |
白取祐司著 |
|
アメリカにおける陪審員候補者に対する専断的忌避 : 歴史的沿革と人種差別的利用の抑止 |
松田正照著 |
|
中国刑事訴訟制度の改革と証拠法 |
張凌著 |
|
「歴史的」証明について |
原田和往著 |
|
DNA鑑定とヒューマンエラー : DNA鑑定を等身大にみる |
佐藤博史著 |
|
排除法則の抑止効 |
小木曽綾著 |
|
冤罪防止の視点から見た補強法則と「被告人の犯人性」推認の基準 |
渡辺直行著 |
|
被告人の証人喚問・審問権と所在尋問の限界 : 元オウム真理教信者の事件を契機に |
渡辺修著 |
|
「精神状態の供述」について |
寺崎嘉博著 |
|
共謀共同正犯者が存在するのに「単独犯」と認定することが許されるとした最高裁判例について : 翻って「単独犯」とは何か? |
佐々木正輝著 |
|
日本における死刑量刑手続について : その公正性・倫理性そして憲法適合性 |
四宮啓著 |
|
刑事控訴審等における事実審査の在り方 |
高崎秀雄著 |
|
利益再審における確定再審開始決定の拘束力 |
高倉新喜著 |
|
「案例指導制度」の現状とその問題点 : 刑事指導案例を中心に |
周振傑著 |
|
少年司法の社会的基盤 |
服部朗著 |
|
少年法上の「非行」成立要件に関する一考察 : 「犯罪」・「触法」概念に焦点を当てて |
小西暁和著 |